鰹節の削り場 -21ページ目

050313

一つ目。
町の一番の美女に「付き合ってくれ」と告白をした。
「いいわ」と彼女は答えた。
その数十秒後に他の男が彼女に「付き合ってくれ」と告白をした。
「いいわ」と彼女は答えた。俺はカンカンになりながら彼女に「何でOKなんて言ったんだ」と怒った。
「いいわ」と彼女は答えた。
そして俺は彼女の胸を見て怒りが静まった。別に彼女はアイツにも俺にも故意で返事をしたわけじゃあない。
彼女はロボットだからだ。



二つ目。
鰹節先生への質問コーナー
Q、鰹節先生、馬鹿と天才の違いを教えて下さい。

A、馬鹿は必要な物だけを求める。
天才は必要な物以外をも求める。

050312

一つ目。
私は小学生の時の夢を淡々と語る知り合いを持つ。
その知り合いは今年で70になる。
「それで俺はなあ、空に浮かんだ航空機を見て感じたんだ。“俺の天職じゃないか”とさ。いやあ今でもパイロットを目指してるよ。」

夢があるなァ



二つ目。
ある学者により今より百年後の未来の人口を測定できる機械が発明された。そしてそれによりある事実が分かった。私達の起こした行動で人口が大きく左右される事を。
例えばもし私が小さいくしゃみをしたとする、そうすると未来の人口が10人ほど減る、そして私が大きな咳をしたとする、それだけで人口が30人減り、もし石段に躓くなんてことがあれば一気に100人ほど人口が減る。
それを恐れて家の中でビクビクと篭っていると300人ほど人口がいなくなる。
まだちゃんとした科学的な理由は判らないが、やはりその人の死亡する確率や、病気になりやすくなる確率に関連があるのだろう。
皆は怪我を恐れた。でも私は恐れなかった、科学者によると、人一人が一回本心で笑うだけで人口が100人に増え、大笑いをすると500人と増える。腹が千切れそうなほど笑うとなんと1000人も増える。
世の中ってのはよくできてるなー。

050311

俺は生まれてから彼女1度もできた事が無い。
だがその時間を全て流行に費やした。それは、例えばもしウーパールーパーが流行だったらウーパールーパーを飼い、最高の品質の部屋を作り、そしてさい高級の餌を与え、ウーパールーパーに過ごしやすい環境を送らせる、無意味な事だと思われる方も多いが流行だからこれでいんだ。
だがもしピーコが流行になったら俺は黒斑眼鏡を掛け、人のファッションをズバズバと斬っているんだろう。それが流行だからやってるわけだ。
そう、俺はいつだって流行の最先端にいる。1度も流行に乗り遅れた事は無い。他人には「そんな事ばかりして楽しいのか」と言われるが俺は楽しいと答えるし、それでいいのだと思う。だが「彼女は?」と美人の彼女を連れた友達に言われると流行の事なんか一時期どうでも良くなってしまう。まあ一時期だけなんだけど・・・

そして朝が来た、だが今日は何故か雰囲気が違う。俺が外へ出て若者の町へ出るとやはり空気が違う。
いや、確かに皆やってる事は同じなんだが・・あ、でも違う。美人がいない。若者達のカップルの中に美人が一人も居なかったのだ。まあそんな事を言ってしまっては失礼だが本当にそうなのだ。いやいやでも、美人を連れてる者もいた、だが皆その美人を率いるカップルを見ると嫌な目で見る。まるでブスを連れているかのようだ・・。
ビルの大型テレビに映っていたのは多分ニュースだろう。でもバラエティの時間なのだろう、そんなに重要なものではないようだ。
「・・・えー○○先生、どうしてこの流行が始まったのでしょう?」
「判りません、しかし一部の噂では今まで醜く思われていた存在“ブス”の一人がブス惚れ薬をこの世界中にばら撒き、今までブスと謳われていた者達が世の男達はその真逆の美人感覚の神経になってしまい、逆に美人を毛嫌いしてしまうという事なのですが・・・う・・・、あ、貴方その顔で良くアナウンサーなんてやってられますね・・」
彼が言ったアナウンサーというのは別に何の変哲も無い普通の美人であった。
「え・・・・・そんな酷いですよ。」
「いや、いや、止めて下さい。その顔で私に近づかないで!」
そのアナウンサーはその先生とやらにとにかく近づこうとした、だがスタッフに止められ、わけのわからぬままその企画は終わってしまった。
俺はやっと察知した。「なんだ、今の流行はブスなのか」と。
それで俺はあるバーでデブ&ブスのハーフに近づいてみた。
そしてこう話しかけた。
「なあ、君一人かい?だったら俺と少し付き合ってみな・・」
そう言い掛けたがいきなりそのデブ&ブスが人差し指を縦にして俺の口に当て、口を開かせないようにした。
「ダーメ、あたしガード固めてるの。」
その口の聞き方と可愛い子素振りに俺は吐き気を催した。すると周りでゲラゲラと笑っていた男達の目が一瞬冷め、俺の方に目をいきグチグチと何か言っていた。澄まして聞くと「あんな可愛い子の前なのに」やら「可愛い子の前で吐くなんてなんて神経してるんだ」やらその他モロモロ・・・
俺には今の流行は合わない、俺は店員達に肩を掴み持ち上げられ外へ追い出された。
そして俺が腰に手を当てて痛がっていると「大丈夫ですか?」と誰かの可愛らしい声が聞こえた。雨降る中、髪の毛と服を濡らしながらも俺を心配してくれた女性はテレビで映っていたあのアナウンサーだった。
そのアナウンサーは俺の手を取って立ちあがらせた、まだ少々痛みはあるものの俺は腰に手を当てなかった。彼女はテレビより現実の方が美しい、そう思った。

俺は彼女ができた。だけど友人にはその彼女は美人では無いと言われれたりする、そして「お前本当に流行遅れだな」と時々言われる。だけど俺は流行遅れでもいいんじゃないかなとちょっと思ったりする。

戦争。だが規模は小さい

「死ねやオラァッ!」
ブジュッという音と共に、赤い液体が私の体全体に振りかかってきた。私は皮膚についた液体を柔らかい布で拭いてそれをポケットに戻す。
もう一度正面を見ると、そこには男二人と野次馬達がいた。一人はナイフを持ちながら、腹から血液をドクドクと出しているのと、もう一人は血液を帯びた刀を持って喪心状態となっている男、その二人がいた。
彼らは、法外な事をした訳じゃない。法律内で大丈夫な事をしただけだ。野次馬達は、血液を流した男が冷たくなったのが確認されると、次々と散らばり、その場所は先程の騒ぎがあったとは思えない程の静けさとなった。
喪心していた彼も、我に返り、ポケットからハンケチを取り、体中の赤い液体を拭き切った。
そしてスーパーのビニール袋を持って、先程の騒ぎとは何の関係のないような素振りでその場所を後にした。
もし昔の法律であったならば、彼は殺人罪、過失致死罪をまず負わされるだろう。【昔の法律】ならばだが・・・
今、彼らがやった《デスバトル》は“決闘”ではない。“戦争”である。
では、今の時代の戦争のルールを簡単にお話しよう。

昔、戦争と言うと、国と国、又は国内と国内という大規模なものだった。それにより、被害は戦争を勃発した者だけに留まらず、戦争に無関係な住民達にもその被害は及んでしまったのだ。
そして、戦争と言うのはいつも些細な事から始まる。それは、相手国の人間一人を止む負えず殺傷したりする事だったり、サッカーで相手国が違反プレーをしたのに審判がそれをスルーしてその口論から発展してなったり・・、やはり様々な理由があるが全て些細な事だ。一般の者が見たら子供の喧嘩と変わらないと思うだろう。
だが悲惨にもそこから戦争というのは発展してしまうのだ。長い間、地球人達はそれに悩まされた。
そこで政府は、“新・戦争法”を編み出した。それが世間には中々好評ではあった。特にヤクザ方面の人達に・・・

内容はこうだ。まずは参加事項、戦争をおこなって良い年齢については男性20歳、女性25歳である、もしそれ以下の年齢の者がこの行為をやったのならそれは法律違反であり、何らかの謹慎処分となる。ちなみに戦争中は、周りの者(半径30m以内)が巻きこまれたとしてもそれは、事故責任に問われるので戦争を勃発した者達は罪とはならない。そして、戦争を勃発していいのは一人一日一回のみである。それ以上やってはならない。
そして、戦争の起こし方(一例)は、何か些細な揉め事があり、それが度を越した場合、1対1のタイマンで簡単なバトルロワイヤルを始めるという事だ。この法律は普通の喧嘩や決闘と違い、勿論罪にはならない。それに相手もこっちも同意の上やっている事だから然程非難を浴びる事はない(この事は後で説明する。)
この戦争をおこなって良い場所は幹線道路、政府の所有する特別地区の土地、住宅又は貸家(アパート、貸しマンションなど)の中又は土地、各都道府県市町村の警察所以外ならどこへでもOK、制限時間無制限、相手の生命活動(相手を粉砕するでも可)を停止させればそれで戦争は終了という以外とシンプルなルールだ。
基本的には1対1のタイマンだが、もし闘う者が一人に対し複数いた場合は、相手側の一人を選び、闘う。そしてもし相手側の一人が負けたらその日でその戦争は一応御預け。そして翌日、国が指定した場所でまた昨日と同じ1対1で闘う。もし又相手側が負けたら、やはり翌日、国が指定した場所で昨日と同じ事をする。その行為は、その争そっているグループ又がいなくなるまで続けられる。もし相手側が勝ったら、その時点で争い相手が居なくなるので終了となる。
そして武器は縦50、横120cm四方の大きさまでで、地球環境に然程影響しない、半径30m以上の建造物や人に影響を及ぼさないのであればなんでもOKである。そして闘いをする前にまず準備するものがいる。一つは二人に闘う意志があるかどうかである。どちらか片方が闘う意志がないのなら戦争は不成立となる。その場合、もし片方が勝手に戦争を起こし、相手方を殺害でもしたらそれは戦争法に反し、殺人罪となる。ちなみにこれを世間では「ゲリラ」と言い、現在ゲリラとして検挙された者達は全国で10,000人以上となる。
そして二つ目は、警察への連絡であるが、これは至って簡単である。最近の警察は怠けているからか、電話をして二人の住民番号(現在、住民は7桁の数字を言うだけで個人の情報などが判る。)と行う場所を言うだけで戦争を開始できる許可を得られる。そして三つ目、判定人という職業を持つ者が必要となる。彼らは主に警察などがその免許を持っている。だから、電話したついでに・・・という事が多い。判定人は、彼らが闘っている途中何か戦争法に反した行動をしていないかを見てくれる。もしそれがあったなら、それを止めるなどの処置をする。
その他色々な規約もあるのだがまあ、大体はそんな感じだ。

この説明をしたその1ヶ月後、この国の一年に一度しかない儀式、成人式の日となった。虚しくも近くの成人式場で戦争が起こってしまった。
それは成人式を終えた男子の一人が片方、同じく成人式を終え、たまたま通り掛かった男に紙コップに入っていたコーヒーを不運にも通り掛かった男の、灰色のスーツに溢してしまった。
これは人間なら、誰もが一度かは直面する場面だろう、私は面白そうなのでそのまま見ていた。
「お前何こぼしてんのやッ!お前ちゃんと前見て歩けこのアホがッ!」
スーツにコーヒーを溢された男が言った最初の言葉である。私だったら今平謝りする所だが、溢した本人は逆にその言葉にカチンときたらしい。
「アホやと?そら確かにうちはアンタのスーツにミーコ(ミルクコーヒー)溢しましたわ、その所はうちもえらい悪いコトしたなあと思ってますよ。でもなあ、アンタ見ず知らずの人間に『アホ』ゆう言葉はないんとちゃいますか?」
その言葉に今度はコーヒーを溢された男がカチンときた。
「なんやおまはん随分偉そうな口聞きますなー。えー、だったらうだうだおっしゃらんと戦でも起こして解決しましょや」
「ああ、そうしまひょ。」
そしてコーヒーを溢した男が携帯で警察署に電話を掛けた。その間も、コーヒーを溢された男はイライラと落ち着きがなく、今にも男を殴り掛かりそうな、そんな様子だった。
「あー、おまわりさんでっか?いやーちょっと○○市○○番地で戦争を起こそう思ってんのや。・・ああはいはい、住民番号はーこちらが0123456ですわ。そんであちらさんは・・・お前住民番号は何や。」
「1234567じゃボケ!」
「ボケは余計じゃこのあんぽんたんッ。1234567っちゅうことらしいで。あ、後判定人一人よこしてや。」
携帯を切った後、判定人を待つ間、二人は睨み合い威嚇し合った。まるで都会に野生のトラが離されたかのようであった。
数十分後、何とも素っ気無い感じのサラリーマンスタイルの判定人が、睨み合う二人の前に現れた。
「おースマンスマン。ちょっと用事挟んで遅れてしもうた。そんじゃわし来たから早速始めましょか。」
何とも素っ気無いコメントに野次馬も二人も一気に気が抜けてしまった。せめてもっと場を盛り上げてほしいものだ。
すると、スーツにコーヒーを溢された男がスーツからおもむろにチェーンソーを取り出した。
「へへへ、こういう状況の為に丹念と磨いてきたんや・・・。」
彼はチェーンソーのエンジンをかけた。チェーンソーは光沢を放ちながらそのチェーンをどんどん回転させていく。そしてチェーンは肉眼では見えないほど高速回転した。
「今のうちにおてんとさんに拝んでき。」
そう言いながら彼は笑った。満面の微笑みであった。
「それはあんさんの方やろ・・・。」
そう言ってワルサーを胸倉から取り出したのはコーヒーを溢した男だった。
野次馬達はそのワルサーを見ると顔が青ざめていき、皆彼らから遠退いた。だが私はそのまま彼らを見守った。
「今からこのハジキであんさんいわしときますわ。死ぬ覚悟はできてるんやろうな。」
だがチェーンソーを持った男は全く恐れなかった。
「今までわしがこのチェーンソーで真っ二つにした奴らは数知らん。だが切れ味は抜群や。」
だがその言葉を聞いても男は引かなかった。
「このハジキでおてんとさんに上った奴はぎょうさんおるで、おてんとさんとこ行っても恨まんといてや。」
そこに判定人が口を挟んだ。
「まあお二人さんうだうだゆうのはここらへんまでにしてそろそろやりまひょか。」
二人は首を軽く下げた。
「それ行けや!」
判定人の声のとともに二人は飛び掛かった。最初に攻撃したのはハジキを持った男だった。
バンッという音が響いた。それと共に弾丸が彼の元に届いた。私は彼が死んだと思ったが結果はそうではなかった。チェーンソーが弾丸を真っ二つにしたのだ。だが真っ二つにしたのはいいものをその片方が腹に当たったのだ。
「グッ・・・!」
それが原因で彼はチェーンソーを持つことで精一杯となってしまった。だがなんとか男に近寄る事ができた彼はチェーンソーを大きく振った。
「脇腹ががら空きじゃ。」
怪我人に甘くする様子もなく、男はハジキを彼の脇腹に向け、大きく撃ち放った。そして弾丸は彼の脇腹に当たり彼は再起不能の状態になった。
「ケッ、これだから最近の奴は・・」
そうして後ろを振り向いた瞬間、チェーンソーが男の頭に当たった。するとチェーンソーは逆に勢いを増し、彼を頭から足元まで真っ二つに割ってしまった。そして彼ら二人は、血を流した死体と、真っ二つに割れた死体の二つになった。
「ありゃりゃこりゃ相打ちだな、残念な事だ。」
こうして若い生命は幕を閉じ、同時にこの戦争も幕を閉じた。

この法律がヤクザ方面に人気なのは、もしヤクザと一般の者に不具合があった時、勿論ヤクザは戦争を求めてくる。だが一般の者はそれを拒んでくる。
だが奴らはヤクザだ、どういうやり方があるか知らないが絶対に彼ら一般人を戦争へと追い込むだろう。しかしそれは警察がいないとこで行われるのでその脅迫行為は無となってしまう。
勿論一般人に気の緩みはないのだが、奴等はある意味格闘のプロだ、ほとんどヤクザ方面の者達が戦争に勝利する。だから今、軽い気持ちで闇金を借りてはいけない。そんな事やったら・・・・
この日、歌舞伎町の知り合いの店に久しぶりに行くことにした。
俺はその店に5年も通っている、だが嫌な事に、強面の兄ちゃんと肩がぶつかった。
「いてえ!骨が折れた!どうしてくれるんだよ!」
とても面倒くさいことになった。まあ、話だけでも聞いてやろう。
「どうしましょう?」
「どうしましょう?じゃねえ!金だ金、金払えよ!」
「嫌ですね。」
そう言うと彼からどこか「プチン」という音が聞こえた。
「手前生意気だ!戦争だ戦争!戦争を起こしてやる!」
その時、周りはどっと盛り上がった。それは一般人の私がどれだけやれるかというのを見たいのだろう。だが私は負ける気がしない。今までかなりの戦争を起こされたが一度も負けた事はない。それに・・・・
この戦争法を作ったのは私だ。

お知らせ

小説執筆中。




落し文、しばし(三日ぐらい)待たれよ!

神だ!まさに神だ!

さあこれを見ろ!!【マンガ 格闘の丼】

さあ感じただろう・・



彼は神だ・・




ゴッドだぁ!!!!

ペイントで描いたものだとおもうがここまで線をグニャグニャヨレヨレに描けるものはいない。
それにこの効果音。これは賭博黙示録カイジの「ざわ・・ざわ・・」を連想させるほどのものだ。
そう、これこそイッツァ・・・


ゴッド!



もういっちょ・・




ゴッド!
※意味不明のまま終わり。

050306

俺は野球をやっている。勿論、素人の俺の役職はボール拾い。
それでも挫けずやってると友人がやってきて「ボール拾いばかりでお前はそれでいいのか」と言ってきた。
俺はこう言ったさ、「何言ってんだ?俺は今、両軍の守備をやっているところだ。」

050305

※落し文書くの遅れてスミマセンでした。

天国とは、飯を何をしないで食える、そして一日中楽にでき、病気の心配をせずに暮らしていける。

さてと、御老人にとって天国とは何所だと思う?







そこは刑務所だ。

050304

人間は一度に300以上の思想をする。
そしてその中の一つに絞って、それを発言とする事ができる。これは人間しかできない素晴らしい事だ、ひひひひひひひ。



まあ、逆に言うと300もある思想の中の一つしか言えないという事だ、ひひひひひひひ。

050303

一つ目。
ある日、知り合いのS氏の家に遊びに行った時。
S氏が不図こう言う事を私に話してきた。
「なあ鰹節よ、どうしたら外国人差別というのは無くなるんだろうか。」
S氏は極端に人類愛を好む奴だった。まあ確かにそれは人類愛癖が無い人でも、考える人は考えるだろう。仕方がないので私はこう答えた。
「“外国人”という言葉を無くせばなくなるんじゃない?」



二つ目。
またある日、私の伯父が私の家に来た頃。
伯父は、何か面白い事がある度、「昔の人はこんな事があるなんて夢にも思わなかっただろうな」という。
いやいや、待て待て、だから昔の事は夢にも思うような事をしているんじゃないだろうか・・・・
だが、それを言えない、なんせ伯父は剣道4段だ。こんなつまらない事で口論となったら、すぐさま木刀を振り回し私のジャズCDコレクションなどを粉砕する事だろう・・・・
ああ言えない言えない・・・・