鰹節の削り場 -24ページ目

落し文050212

健康に過ごすには。
栄養剤を一日一種類ずつ一錠飲み、一年に一度ホルモン注射を打ち、飯は栄養、カロリーともにバランスがとれている薬品を摂取する。
そしてカロリー分の肉を抜く。歯は全て抜き面倒な歯磨きをしなくてもいい入れ歯にする。
怪我を避けるために外へは歩かない。そして睡眠カプセルの中にほぼ一日を過ごす。


それが嫌なら規則正しい生活をする事だ。

美しい文化

A氏が宇宙船に乗り、地球へ帰還した時の事。
ふと何気なく窓を見ると地球が見えた。レーダーでは何百光年先のはずなのにそこには青く澄み切ったあの地球があったのだ。
A氏率いるその他の人達はその惑星を調査しに、そこへ寄り道をした。
その惑星の平地へ宇宙船を降ろし、外へ出るとそこは地球ではありえないほど自然に囲まれた場所だった。とは言うものの、ちゃんと建物とした建物もあるしビルディングもある。
そこへ、何か人影らしきものがA氏率いるメンバーに近寄ってきた。
「あの。」
そっけない声で近寄ってきたのは、ここの原住民と思われる男だった。三〇歳ぐらいの中年で、よれよれのズボンを垂らし大して豪華でもない服装で7:3分けの髪型に頬が痩せ、なんとかなく頼りない感じだった。
「そこ、宇宙船止めちゃあいけないとこなんですが・・・」
どうやら、あまり人と接するのが得意ではないようだ。メンバーの一人はその男の話を聞くと、男に案内されるがまま立体駐車場まで宇宙船を飛ばした。そして一同が立体駐車場に駐車すると、男に問いかけた。
「ここは、とても綺麗な惑星ですね。」
「そうですか。まあ、そりゃあ文明が発達してまだ100年ぽっちですもの。」
「でもそれにしてはビルディングなど地球に似たような文明をお持ちですね。」
男はA氏が言った“地球”という言葉ではっという顔をした。
「あなた方、地球から来られたんですか?」
「ええ、そうですが・・・。まあ、地球にあまりにも似ていたのでここに着陸したんですけど・・」
男はそう聞くと、なんだそういう事かと言わんばかりの表情をして、猫背だったのを直し気お付けをしてA氏を出迎えた。
「ああ、地球から来られたなら最初から言ってくださいよ。地球に似てるというのも、地球から文明を学んだからです。」
それなら辻褄が合うとA氏は思った。それから一同は駐車場を出て男の跡に着き草原地帯を歩く事数十分。
「あ、私に着いて下さいよ。はぐれたりなんかしたら・・・・」
「したら・・・・?」
「・・・・・いや、なんでもないです。」
その会話の後、すぐに着いたのは、実に地球に近い感じのするスクエアだった。
車も、商店も、街の風貌も地球とうりふたつだと言う事にA氏はどこか地球への懐かしさを感じた。
「本当に地球にそっくりなんですね。」
「ええ勿論、地球から通信されるデータに基づいてこの街を作ってますからね。」
それからその男はある小さな博物館のようなとこに連れていった。
「ここは地球の歴史、そして様々な文化などがここに展示されております。」
確かに、そこには江戸から伝わった伝統や今の流行など詳しく展示されていた。しかもその膨大な数の資料の中には、地球でも知りうる事はなかった事実などが点々と書いてある。何故そこまで詳しく判るのかが不気味なぐらいだ。
そしてここでの長居も終わり、そろそろ地球へ帰ろうとして宇宙船の止めてある駐車場まで帰った時、
「ああ、本当に有り難う御座いました。それじゃあ私達は自分の惑星に帰るとします。」
そして男にお辞儀をして宇宙船に入ろうとした瞬間、自分の耳に激痛が走った。一瞬どうなったか判らなくなって宇宙船のボディで自分の右耳を確認した。するとあったはずの右耳はごっそりと無くなり、見ると足元に自分の耳らしきものが落ちているのだ。
するとメンバーの一人が何かに気づいたらしく駐車場の外を指差した。そこには人々が争そっている様子があった。
「ああ、どうやら今の争いで流れ弾が貴方の耳に当たったんでしょう。」
どうやらその通りらしい。人々は銃器や薬物などを使い、相手の民族を殺し、殺されている。一体どう言う事なんだろう。
「実は、地球に文化の中に歴史上もっとも多く存在してるものがあったんですよ。なんだと思います?」
それは、見ての通りであろう。そうA氏は思った。
「御分かりでしょう。戦争です。地球の人間はどうしてかこういうのがお好きだそうで、文化を学ばなかった以前まではこんな争い事は無かったのですがね・・・・。」
どうやら地球の文化を学び過ぎたのかもしれない・・・
「どうです?地球の文化は素晴らしいですか?」

end

バンドマンを駆使して遊ぼう

皆が1度は見た事のあるあの金髪野郎どもの集まり。

かれらはパンクバンドと呼ばれる人達。数は大凡3~6人程度。
大抵は頭が狂ったような音響を流すヤツラばっかりで

「このパンクバンドなんてやってる奴等はみんな狂ってやがる」


なんて思ってる人は少なくないはず。





じゃあグダグダ言わずにひとつやってみましょうか。


ほれ     【Punk-O-Matic】


ルウルは簡単。クリックスタートしたら、NEWを押して下さい。その後ドラム、ベース、エレキと三つの楽器があります。(正確には三人居るわけだけど)
彼等の楽器のマークが書かれているとこがあるのでそこに適当に数字をぶっこんで下さい(´ω`*)。
適当に数字をぶっこんだなら1度通して聞いてみましょう。
“Pley”というボタンをクリック。そしたら貴方が適当にぶっこんだ数字が音になります。ちなみに音は色が付いてる所まで反響されるので注意して下さっ。
後、楽器のマークをクリックするとそのマークが消え、そのマークの音が聞こえなくなります。もう一度クリックすればその音はマークと同じに蘇ってきますのでご安心を。
その適当に数字をぶっこんだ曲が気に入ったら上の“Save”(決して西武ではない)ボタンをクリック。そして記録したいとこをクリックしOKをクリック(ちなみに下に出てくる暗号をコピーして“Load”の1番下の空欄にペーストするとその曲が聞けまっせ。別にセーブした曲はロードにちゃんとあるのでわざわざコピペしなくてもいいんですよ)


トまあこんな感じだよヽ(´∀`)ノ
人前に出せるぐらいの曲ができたらここにセーブの暗号をコピペしてみるがよい。
ちなみに私が作った曲はこちら
2-2-2-2-2-2-2-6-1---1---811-8---0002---1--2--2-2-2-2-6-0---2-----4-----9-----------------5-5-5-5---6-4---4---35--3---0-4--3-4----3--------6-0---5-5-5-5-5-5-c-6-------------------3-3-3-3-2---4---2-8-2-5-03-1---3-4-5-3-3-8-8-8-8-8-8-8-8-8-0---a-------------

え?どんな曲かって?それは聴いてのお楽しみ

「博士のロボット」

ある国の大臣が顔を顰めてソファーに座っていた。
彼は資金の遣り繰りに困っていた。この国は重大な資金不足に悩まされていた。
それはもう借金だらけで。国王でさえ手も足も出せない状態であった。
大臣は立ち歩き、じゅうたんが掛かった部屋を何度も行き来した。そしてある一人の男を呼んだ。
「丈倉博士を呼んだのはちょっとした事をやって欲しくて呼んできたのです。」
「はいはい。」
「その前に博士に言う事が。」
「はいはい。」
博士はどんな質問にも相槌をうって答えた。
「実はこの国は危機的な資金不足に陥り、国王でさえパン1ケース買うのが難しいぐらいになっていまいました。そこで、世界一の天才を見つける機械を作り、その機械で天才を発見した後、その人に資金の遣り繰りの仕方を教えてもらい、この国の経済を再び昔のように回復させたいという事なのですが・・・」
「はいはい。つまりその機械を作れという事ですね。」
博士は機械的な返事をした。
「流石博士、要領が早い。その通りです。できますかね?」
「どれぐらい時間がありますか?」
「いやいや、時間だなんてそんな・・・。でもなるべく早く作って欲しいですね、この資金不足が長く続くと国がメチャクチャになってしまいそうで。」
そんな事を聞くと、博士は回れ右をして研究所まで背筋を伸ばしながらギシャギシャと歩き、帰っていった。
何故かロボットのような動きになったかというと博士がロボットなのではなく、ロボットを研究、作成のし過ぎで博士もこのような動きになってしまったのだ。
だが、丈倉博士は数々の名ロボットを作りだし、ノーベル賞物の機械も作りあげている。
そんな彼でも重要な課題が新しくできた。大臣は簡単に天才を見つける、などと軽々と口走ったが実際作り上げると手間や時間、人員などが掛かる。だが早く完成させないと国が破滅に追い込まれる。躊躇している場合では無いのだ。
博士はまずロボットの設備を整えた。天才を見つけるにはまず海を渡るなど国境を越えなければいけない、博士は飛行を考えたが資金が少ないため大型のエンジンを作ることはできなかった。なので博士は水の中を行き来できるようにした。主に川や海の中に潜り込んでも錆びず、プログラムが働くように改良しロボットは潜水艦のような形に変化した。
さっそく動かしてみた。ロボットにカメラを取り付け動かしてみた。ロボットは見事に水中を泳いだがすぐにサメに食われ、ズタズタになってしまった。
博士はサメをナイフで刺し殺し、壊れた1号機を引き上げてさっそく改良させた。
これは動物や機械などになんらかの衝撃を加えられても耐えられる特殊金属にしてみた。
こうして完成させた2号機は再び研究所の沿岸に流しテスト走行させてみた。今度はどんな動物に噛まれようと逆に動物の方に危害が加わった。なんせ歯が立たないもんでそのままあちら側の陸まで行き届いた。
ロボットにはまだ走らせるぐらいのプログラムしか入れてないのでそれ以上は動かない、それにロボットには陸に上がる機能を付けていなかった。
そこで博士は陸用のロボットを作り1号機と合体させてみた。こうしてできたのが2号機「昴」。
これで水陸両用となった。さっそく動かしてみる。だが、陸にあがるやいなや、道路に飛び出し車にぶつかり事故を度々起こした。
これはいけないと博士は道路と歩行者用道路の見分けるプログラムを作成した。そしてロボットに取り付け、テスト走行させた。ロボットは道路と歩行者用道路を見分け、歩行者道路へ歩けるようになった。
だがしかし、途中怪しい輩がロボットを見ると、おもむろにハンマーなどでロボットのプログラム部分を壊し始め、やっと博士が止めて輩は逃げて行った。プログラムが見よう無残な姿になっている。博士がまた改良を重ねた。
今度は、プログラムに危害を食わす人間がいたら、一時的に高圧電流が流れ、相手を怯ませる事ができる。
さっそくテスト走行させた。今度はハンマーでかち割ろうとする青年に電流が流れ、腕から灰色の煙がもくもくと上がった。
今度のロボットは事故なく歩けるようになった。と思ったら目の前に線路が見えた。丁度ロボットが渡る時に電車が来た。危ないと思い博士は間一髪の所でロボットを引き戻す事ができた。
博士は問題があるたびに改良を重ね、10ヶ月という時間を費やした。
「このプログラムが反応して詮索する。よし、完璧だ。」
どうやらついに天才を探し出すロボットを作り上げたようだ。その完璧なプログラムとロボットの鋼のボディから繰り出される魅力に博士は自惚れてしまった。
「いかんいかん、こうしてる場合じゃない。」
ロボットを荷台トラックに乗せると、国王と大臣のいる城まで走らせた。博士はそのロボットを見せると大臣は眼鏡をかけ直して何度も見つめた。
「はぁー、こりゃ格好のいいロボットをお作りになって・・・」
博士は細かいロボットのプログラム説明を行った。大臣には博士の説明にはさっぱり判らなかったが、簡単な事だけは要領を呑み込んだ。
「はあ、なるほど。大体判りました。私の要望通りだ。有り難う博士。」
「いえいえ、そんなお礼だなんて。では、ロボットはそのスイッチを点けると自動的に世界一の天才を連れて来ますので。大臣はそこの椅子に腰掛けてゆっくりとお待ち下さい。」
そう言うと博士は城を去った。大臣は言われた通りにスイッチを点けた。ロボットは目が光出し足が動いた。そして物凄いスピードで城を飛び出した。
…数分するとロボットは大臣の元に帰ってきた、研究所に帰る途中の博士を引きずりこみながら・・・・・・・・


脱字誤字が見つかった場合コメント欄に脱字誤字を教えてくらさい(´ω`*)

パチパチ・・

実は私勝ったんですよw

何に勝ったかって?
そりゃパチンコに決まってるじゃないですかw

もう何気なくパチンコ店に入ると、オッサンやらがやっぱりやってましたよ。
で、わしは何故か5000円ぐらいしか持ってきませんでした。・゚・(ノД`)・゚・。
どうせ遊びだからだとパッキカードを買って、試しに古い型のパチンコやってみました。
ああ、消えていく・・・・玉達が消えていく・・・・・
そして残り約40個ぐらいになって諦め掛けた時、
~♪(音楽) 大当たりー。」
そして呆然としていると、チェッカーが開き、玉が入り放題。
それだけならまだ普通なのですがなんとこのパチンコは何故か玉ではなく現金が出てきます。(正確には出てくるというか透明なボックスに貯まるんだけどね)
しかも貯めた現金がアナログ数字になって表示されるという優しいサービスも。
でも、せっかくなので現金を貯めて後で出すことにしてみました。
するとどんどん金は溜まりついには100万を越え、私は喜びの絶頂に・・・・


喜びながらガバッと布団を跳ね飛ばしました。





ええ、夢です



人生甘くはありませんね、鰹節でした。

「カンニング」中島 白血病で入院

人気漫才コンビ「カンニング」の中島忠幸(33)が、昨年末から急性リンパ球性白血病で東京都内で入院、治療中であることが6日、分かった。所属事務所サンミュージック側が同日、記者会見で発表した。医師からは「良性で100%完治する」といわれており、化学療法を続ける。治療は半年から1年の長期になるとみられ、相方の竹山隆範(33)は当面、ソロで活動をする。

相方の竹山は当面ソロで活動
 竹山は6日夕、東京都内の事務所でマネジャーら関係者らとともに会見に臨んだ。説明によると、中島は先月上旬、体調不良を訴え、病院で検査を受けた。同中旬に、急性リンパ球性白血病との結果が出て、下旬までに入院した。

 会見では、中島のメッセージをマネジャーが代読。中島は「今回の突然の発病と入院で、ファンの皆様に、大変ご心配をお掛けして申し訳ございません。今は治療に専念し、1日も早く元気な姿で復帰できるように頑張っています。早い時期に2人そろったカンニングをお見せできるよう努力します」とファンに呼びかけた。

 竹山は「以前から(中島は)『調子が悪い』などと言っていた。(病名を聞いた時は)びっくりしたが、治るというので…。今は治療をして、元気になることが大切」と相方を気遣い、「コンビを組んで12年、今までも紆余(うよ)曲折あったので、ま、何とかなるだろう。復帰したら、舞台で(ファンへ)報告したい」と、コンビ復活を期した。

 竹山や事務所側の説明によると、中島は現在、一般病棟で治療を受け、院内の売店で買い物をするなど元気だという。病気はウイルスへの抵抗力低下などを引き起こすが、現時点で感染症などは見られない。今後、半年から1年間、投薬中心の治療を続けるが、化学療法の結果によっては骨髄移植も検討するという。

 単独の芸能活動を余儀なくされることになった竹山は、「暴走する自分を抑えられるのは、相方だけ。バラエティーはできるが漫才はムリ。世界の中心で愛をさけびたい!!」と取材陣を笑わせながらも、悔しさをにじませていた。



いやーすんませんね。
夜編集しようとしたんですがどうも混み合っててw
いやーこの記事もうすっかり有名になっちゃいましたね。じゃあもうお伝えしなくてもいいかな。
でも、確かに正月番組には竹山(うざい方)しかいませんでしたねwまあオレ達一般人はどっちが出ようがつまんない
と感じてらっしゃってますよね。
でもそんなこと言っちゃいけません、皆さん社交辞令として暖かい目で今後どうなるか見守ってあげましょうw

CATMAN

猫の時間ですよ( ゚∀゚)
※キャラ変更

奴は渋くてクールだ。
どんな時でも煙草を吹かして立ってやがる。
あいつは立ち止まるのが嫌いだ・・・どこかにいないと気がすまない。
そしてあいつはオレの店のリンゴを目の前で盗み、齧りついた。
オレは激怒して奴を追い掛け回し屋根の上から突き落とした。
でも、あいつはまたやって来て今度は見せびらかすようにリンゴを齧りついた。
なんて無鉄砲な野郎だと思った。
名前を名乗れと言うと奴はこういったんだ


                 CATMANと・・・・

なーんて格好(・∀・)イイ!!こと言っちゃったよ~w
そんな渋くてカックイイアニメFLASHはこちら


CATMAN     CATMAN2
とにかくカックイイぞd(´∀`*)

真っ赤な封筒

“お前を殺す”









血のような真っ赤な封筒にその手紙が入っていた。
封筒には切手も住所もない。どうやら自らボクのマンションのポストに入れたみたいだ。
ボクは高層ビルに並んだ中、中層のマンションに住んでいる。普通に大学に通って、イラスト関係のバイトをしているだけのほんのどこにでもいるような人間だ。

気持ちの悪いイタズラだな

ボクはその手紙を封筒ごとビリビリと破って捨てるのも面倒と思ってそのままその場所に放り投げた。




翌日。

ポストに「お前を殺す」という内容の封筒が何十通もあった。
それに異変にも気づいた。
             新聞が来ない

毎日取っている新聞が何故か来ない、それも連日。誰かがいたずらで引き抜いたのかと思いイラつきながらもそのままにした。
でも異変はそれだけじゃなかった。親にでも連絡を取ろうと受話器をとると“ピピーイーーー”なんていう変な音がボクの耳をかすめて、そのまましばらくすると“プツン”なんていう音が聞こえて電話の向こう側が静かになった。
「お前を殺す」
ボイスチェンジャーで変えられた無表情な声はボクの心を震わせた。頭から足までに寒いものが通り抜けた。何度も何度もかけ直した、でもいつも高い音がして「お前を殺す」という声が聞こえてくる。

その翌日。
イタズラがエスカレートしてきた。ボクが寝ていた毛布の上に、「お前を殺す」という内容の封筒がまたあった。その事ばかり考えていて、この日は少しも眠る事が出来なかった・・・。そしたら、いつ狙われているかわからないのに何故かむしょうに外の世界に出たくなった。
次の日、ボクは外に出ることにした。久々に出る外の世界、さあ何が変わったかな・・
ボクがドアを開けようとした。

ガッチャガッチャガッチャ・・

開けられない・・何度やっても開けられない・・・・・良く見るとドアノブのロック解除が無くなっていた。それも部屋にロックがかかったまま・・・・・・・・・
こんな綺麗にすり替えられるとどうしてもイタズラとは思えない・・・・・・
良く見るとチェーンのようなものでドアを固く固定させられている。奴は本格的にボクを殺す気だ・・・・・・
ボクは急いで日が差す窓をカーテンで閉めた。トイレにある窓も素早くロックを掛けた。後々考えてみれば自ら密室の状態を作って、逃げられないようにしてしまったんだけど・・・・

翌日。
目覚まし時計が鳴らず、自ら体を起こし、目覚めた。床には「お前を殺す」という封筒がまた無造作に置いてあった。何故時計が鳴らなかったんだろう・・・・・・
壊されていた。というか、目覚まし時計はただの鉄クズと化していた。テレビがおかしくなった。どのチャンネルを押しても砂海しか見れない。外部でアンテナを誰か壊したのか?
それだけではなかった・・・マンションの隣から「お前を殺す」という不気味な呻き声が1分間に数回、それもマンションの隣人には聞こえない程度の大きさで聞こえてくる。

悪質な行為はどこまでも続いていった。最近何故かどこかで覗かれているような気配がする・・・・
そう思ってドアを見ても覗いてる気配はなかった・・・・・
気のせいか。ほっとボクは胸を撫で下ろした。そして気が抜けたかベッドに横たわった。すると見えもしなかったものが見えてきた。

“天井から誰か覗いてる”

天井にボクの知らなかった“穴”ができていた。そこから誰だか分からない「目」がボクを監視していた。ボクが存在に気づいたのが察知されたかすぐにその目は逃げかえった。
ボクは恐くなってドアを背後に夢中になって隠れた。・・・・・・・・・・・・・・・・

・・

・・・・・ザク。


一瞬分けがわからなかった。ボクの背中に何か冷たい物が突き刺さった。良く見てみるとそボクを突き刺した物は、血を帯びて真っ赤になった。
ふとそれをみると夥しい輝きを受けた大型のサバイバルナイフだった。
そのナイフはどんどんとドアを突き破ってくる。その勢いは刺す事に徐々に増してくる・・・・・
次の瞬間、そのナイフは木のドアの中心部分を破り抜き、初めて奴はボクの目の前に姿を現した・・・・
奴は人間とは思えぬ顔つきでボクにニッコリと笑うと丁寧にドアノブを壊して壁を背にしたボクの数メートル前で仁王立ちした。
ボクは分けがわからなかった。そして奴はボクに再び微笑みを浮かべると両手でナイフを持ちそのまま動揺するボクに突進してきた。

ズチャ・・

そのナイフはボクの横っ腹を見事にかすり・・・壁に突き刺さった。奴は再びナイフを抜くとボクの目の前に突き付けた。

死んでしまう・・・・       死ぬ?

逃げ道のないボクに、奴はそのまま風のように突っ走ってきた。

本当に死んじまう?!





ガシャン・・・・ガララララ・・


ボクはとんでもない行動をしてしまった。
カーテンを破り、窓ガラスに突進し、そのまま落下する形になった。初めて感じた死ぬという事・・・・ボクは今までの記憶が走馬灯のように蘇った。
そして死ぬという空想と地面に当たった時の衝撃でボクは失神してしまった。











ぼくはうっすらと目を開いた。
隣には女性の看護師さんが椅子に座って真っ直ぐと何かを見つめている。そしてボクが意識が戻ったのに気づいたか彼女はボクを見てこう話しかけた。
「あ、意識が戻りましたか。」
それが彼女の第一声だった。ボクは彼女の美しい容姿と声に目を奪われてしまったのかもしれない。彼女をじっと見つめるだけでいつしか時間が過ぎていった。
「あ、それじゃそろそろ出ますね。」
彼女はそういうとナース服をちらつかせてそのまま病室を出てしまった。寂しくなった病室。
すると病室のドアを開けて違う看護師さんが封筒を持ってボクの方へ来た。
「えー、××さんから手紙が届いてますよ」
ボク宛ての手紙か・・・・・見るとそれはあの“赤い封筒”だった。



    “お前を殺す”


一体誰の仕業なんだ?!ボクは立ちあがろうと思ったが体中がピシピシと染み出して痛さで立てなかった・・・・
そのままゆっくりと仮睡眠をしてるとまた誰かがドアを開き、部屋にはいった。
「えーこれはプロネタリムモグヘリンベログ剤です・・・・・ここに水も用意するので食前にお飲み下さい。」
そいういうとその女性看護師は薬らしきものと水が入っている紙コップをベッドの隣の机に置きそのまま部屋を去った。
水が不味くなると飲めなくなると思いその薬を口に含むとすぐ様、水で流し込んだ。
「ヴぅ!!?」
喉から強烈な痛みが伝わりそれが体中に染み渡っていった。
先程の看護師はオレに毒物を持ってきたらしい・・・・すぐにそう感じたボクは、動かない体にムチを打ち、急いでナールコールを押した。
あの看護師さんがボクの前に駆けつけ、すぐに手術室に連れていったようだ・・・・・・・・


-数日後-
「どうしたんですかー?一体。」
ボクが毒を持ってきた看護師の話をすると、医者が数日前から劇薬が何者かに持ち出されていた事をボクに伝えた。
どうやら、前からこの病院近辺では劇薬を持ち出されるという事が多発していたらしい、医者はボクに「キミには飲み薬は無いから、例え看護師や医者から薬を出されても飲まない様にね」と指摘を受けた。
その日から、ボクは前より薬などに注意するようにした。病院内の缶ジュースも、少しでも凹んだりしていたら、ボクは飲まずにそのまま隣のゴミ箱に捨てた。
ある時の事、ボクはあの女性看護師と再び会う事になった。それは病院の休憩所での事。
大体歩けるようになったボクは久々に病室を出て、誰の助けもいらずに休憩所まで歩いていった。
缶コーヒーを慎重に飲み、ベンチに腰掛け、灰色の雲と空を見ながら憂鬱感に浸っていると、あの最初に出会った看護師と隣り合わせとなった。
「あら、××さん。こんな所で。」
どうやら休憩時間なのかナース服を着たままの状態で、ベンチに腰を掛けずに座った。
「ええ、どちら様でしたっけ?」
ボクはとぼけてみた。「ちょっと憶えてないんですか?酷いなぁ。」そういってボクの背中を軽く叩く。もちろん忘れているわけがない、なんせボクが1番印象に残った・・・・・・人物だもの。
彼女は笑うとボクも笑い返した。初めて女性を可愛く思えた気がする。気のせいだとと言えばそうかもしれないが・・・・・・
「と、それじゃまた今度機会があれば。」
ボクはベンチを立とうとすると、腰と足に激痛が走った。「アツッ!」と口走ると、彼女はボクの腹部辺りを持ち、支えてくれた。
「ちょっと無理しないで下さいよ。」
そういうと彼女は肩に手を置き、ボクを重そうに引きずり歩いた。
彼女はボクのために精一杯頑張ってくれてるのだと思うと、ますます彼女の事が気になり始めた。
次の日、ボクは彼女に積極的に話しかけた。彼女は嫌がらず、笑顔で接してくれた。
いく日もいく日もボクは彼女の事ばかり考えていた。そして、暇があれば病室に来て話し相手になってくれた。
「ケッコンしましょう。」
ボクは病室のベッドで上半身だけを起こして、言った。モチロン隣から驚きの声と非難の声が飛び交った。
彼女は顔を赤く染めて、軽く頷いた。そして、どこからかボクは勝利したような気持ちになった。

そして、告白してから二日後。ボクは見てはいけないとこを見てしまった。
ある夜、尿意に襲われたボクはトイレへの道を歩いていくと、二日前に告白した彼女と、医師の服を着た男等数名が彼女と何か話していた。
「・・・・ぁ。・・・・・・。」
何を言ってるのか良く判らなかったボクは、ばれないように聞こうと、丁度真ん前にあった長いイスの下に匍匐前進をして潜る事ができた。
すると一人の男が彼女に対して恐い顔で発言をした。
「お前、確か患者プロポーズ受けて、OKって言ったんだってな。へどが出ちまうぜ」
どうやら何か口論をしているみたいだ。
すると、隣にいたもう一人の男が驚いた顔で病院に響き渡る声で言った。
「なんだなんだ!お前、こいつら以外にも告白を受けたのかぁ!?」
「お前もう少し静かに言えよ!」
次々と男達が彼女を責め始める。
「『結婚しましょう』って言ってOKつったのに、ありゃ他の奴にも言ってたのか。」
「ははは、なんだこの女ピノキオか。」
「いいねえ、ピノキオ女。」
彼女はその言葉を聞いて、大粒の涙を落とした。
「まあ、お前とはここにいる全員、今後会わないという事で。皆さん、それでいいですか?」
「賛成」 「はいはい」 「ルパンさ~んせい~」 「うぃ。」
そういうと、男達は彼女を素通りしていく。そして最後の男は立ち止まった。
「そのツラ見せんなよ。」
そう言うと、拳を握り締めて彼女の顔面に思いっきり拳を当てた。
彼女は半回転して壁の近くに横たわった。ボクは悪いと思い、彼女が過ぎ去るまでイスの下に潜っていた。元はと言えばボクが原因だ、ボクがあの騒動を起こしたのがいけなかったんだ。

次の日、ボクは病室を立ち去った。怪我は完治したわけではないが、歩けるぐらいになったから安静していたら自然完治するだろう。ボクはどうしてもあの病院には居られなかった。
どうやらコイツは安息をくれないようだ。貸しマンションに住んだボクの後を付け狙ったか、あの赤い封筒を送ってきた。今度はどんなやり方で殺しにくるんだろうか・・・。
その時、チャイムが鳴った。
「郵便でーす。」その声に反応したボクは、覗き穴で確認し、ハンコを持って出た。
「はい、じゃあ確認しましたー。それでは。」
ボクは爆弾か何か入ってるのかもしれないと用心した。カチカチとした音もしないし投げても爆発しない。
ボクは箱を開けた。中から沢山の肉、肉、肉。それも箱一杯に詰めてある。アルコール付きだ。
誰がこんな親切な事をしたんだろうか。宛名が書いていない。もしかして、肉に毒でも塗ってあるんだろうと思い、近くでうろついていた犬に一切れ、一食ずつ食べさせた。犬は元気に「ワン!」と吠えると、そのまま走り去っていった。
毒は無いと確認したボクは沢山の肉に被り付いた。冷凍物とは思えない程おいしい。どれもこれも脂がのっていて美味い。それにアルコールも美味い。久しぶりに食べた肉を一日で全て食べきってしまった。
1週間後、また同じ宅配便が来た、中から出てきたのは肉・・・・・だが今度は焼肉セットだった。どれも高級品で普通では食べれない骨付きカルビも付いていた。
ボクは疑いもせず貪りついた。同じ肉でも食べ方によって味も違うとは思いもしなかった。また、一日でペロリと完食した。
また1週間後、宛先の無い宅配便がまた来た。今度はなんだろうと見ると、焼き鳥の詰め合わせだった。それに添えてチョコレートも2箱。それに焼酎も・・・・・
全て食べきると、また1週間後に来る。それの繰り返しだった。
一体誰だろうかと悩みはしたがどうせ母親か誰かだろうと思いまた食べ始めた。
数ヶ月が経った。
ボクは街中を歩き、ファッションショップを通りかかった。そしてガラスの前に通りかかると、鏡となったガラスには異常に太った中年の男の姿が見えた。おかしい、ボクは痩せていたはずだ。何かの夢だと思いまた宅配で、来た物を食べ始める。
その1週間後、また宅配できた肉を食べようとした。すると・・・・
「う・・・・ウグッ!」
急に頭に激痛が走った。鈍器で殴られたような気分だ。オレはすぐに外に出て助けを呼ぼうとしたが、声が出る前に意識を失った。

気が付くと貸しマンションとは違う天上を見上げていた。どうやら病院に搬送されたらしい。
「えー××さんは糖尿病が原因の脳内出血ですね。」
医者は軽々と発した。どうやら奴の新しい殺害方法だったか。入院には時間が掛かった、そしてどんどんと脂肪が落ちていった。
ボクは退院しても糖尿を抑える薬を毎日欠かさず飲む事になった。
これが面倒でまた苦い。そして何ヶ月に1度の注射もしなければならない。
ボクは人生をつまらなく感じた。そして、何度も何度もあの赤い封筒が来た。その度に危険な事が起きたか、ボクは死ななかった。そしてどんどんとボクは年老いていき、妻を持ち、子供もできた。その間も赤い封筒はいく度も届いた。






           そして今日。



また郵便が来た。
真っ赤な封筒に“お前を殺す”という内容の。









勝った・・・・・・







ボクは勝ったんだ。どこのどいつが送ったのかは判らないがとにかくボクは勝ったんだ!



もうどんなに送ってきても無駄だ。何せボクは・・・・・・・・・・・・






ポク・・・ポク・・・ポク・・・ポク・・・・・・・・・

彼の家から木魚を叩く音とお経が静かに聞こえた・・・・・・

ほりゃほりゃ

ほーだ!
私はなんて重要な事を忘れてしまったのだろうか・・

確かに初日のブログではちょっと挨拶をしたがあれは





このサイトの趣旨とコロコロザイーガさんの宣伝じゃないか!

・・・よし、やるか。




という事で。

        誰も待って無いと思うが待ってました!
突然自己紹介 ヒューヒュー


えー、では名前からやりましょうか。


ここのウェブログでは主に「鰹節はいつ削る」というネームだが、他にも「アル・カポネ、プーチン、専務、ブッシュ、ケリー・・・etc」などのネームも使用している。(大体が大統領とか海外のお偉い方の名前ばっかり使っていまつ(´・ω・`;))


性別は男性。なのに気の弱さや敬語などが原因かチャットなどでは時々女と間違われる。
両親は父が日本人に対して母は外国人。



好きな漫画、「カイジシリーズ、カバチタレ、はだしのゲン、ベルセルク」
好きな音楽「歩いて帰ろう(斎藤和義)、BLIND(ThaPlanetsmashers)、真っ赤な封筒(ザ・ドリフターズ)」

面倒くさいからこれぐらいで(ノ∀`* )ノ

ぱるもちぇんちぇーのゆきだるまなのら

さあ新年早々こんな体に悪そうなブツを見せてしまい失敬だす。
これはコロコロザイーガのぱるもせんせいという人物に送る予定だった雪だるまだす。
なんせわしゃブログ歴1ヶ月もならない初心者だからトラックバックの正しい送り方が全然判らんからだす。
まあ、ちゃんとコロコロザイーガさんのトラックバックに送られる事を祈る。
アーメン